{ 日々の思い }2017.05.15

母の日に思うのは。

「母の日に思うこと」
母になってかなりの年月がたつ。母であることは、なかなか気に入っている。いや、良妻賢母なんてものじゃないんだが、子育ても終わりになって好きな仕事して日々楽しく暮らさせてもらっている。
(生きてるんだもん、たいへんなことはいっぱいあるけどね。でもそれは言わないでおくさ。笑。)

旦那も、娘の旦那も早くに母を亡くしている。
いつも思う。彼らが最後に食べたお母さんのごはんはなんだったのだろうか。って。
旦那のお母さんは、それはそれは料理が上手な、ザ・お母さん。って感じの人。
遊びに行くと「夕飯食べていきなさい」とごはんをご馳走になったものです。
娘の旦那のお母さんは、写真でしか拝見していないのだけど、それはそれは綺麗な方でした。たぶん同じ歳くらいかな。若くして病気に倒れてしまわれた。
大丈夫だよ、お母さん。貴女の息子さん、私が引き受けますから。

それぞれ人には役割や役目があって、たぶん、神様が私に「お母さん」って役目をくれたのだと思う。

だって、私のメンターのブランディングデザイナーの飯島ツトムさんが、とある上場企業の会議に連れて言ってくれたとき、私のことを紹介するのに「福島さんはお母さんですから」と紹介してくれました。なんだか、その場がやさしくなったのを覚えています。
飯島さん、覚えているかなぁ。とっても嬉しかったんだよね。
飯島さんはFrom kitchenの名付け親でもあるわけだし。すごく応援してくれているし。

「食卓から家族を作る」ってコンセプトには掲げているけど、その食卓は血のつながりではなくて、いいんだ。
今、支援している貧困や虐待、性暴力にあって居場所のない女の子達は、この母の日をどう思って過ごすんだろうか。彼女たちの母親はたいてい親としての機能を持っていないのだけど、それでもそんな母親が好きで、すがってしまう彼女たちの心につらい1日なのかもしれないよ。
ならば、血のつながりなぞなくても心地のよい、自分がいてもいい場所、そう思える場所ができればいいよな。と漠然と考える。

ならば、みんなの母でいようかな。と。そう思った母の日でした。
「ごはん、食べていきなさい」ってね。



久しぶりにブログを書いたらまとまりのない文章だったね。
ちゃんと、ブログを続けないとね。