{ 日々の思い }2018.03.19

実は食育って言葉が窮屈なんだ。

そもそも 食育ってなんだろう。

きっと、誰もちゃんとした答えを持っていないんじゃないかな。
広すぎて。

こどもだけではない大人も食育
朝ごはんを食べる、三食ちゃんと食べる
座って行儀よく食べる。
栄養を考えて食べる。
身体や成長のことを考えて食べる。
よく噛んで食べる。
いただきます、ごちそうさまを言う。
行事や旬を知る。
作ってくれた人に感謝する。

どれもとても大切だ。
なんだか、ちょっと窮屈なことも食育と名がつけば、ああそうなのかと納得してしまう。

家庭料理を伝えてきたけど、あえて食育という言葉を使わずにきた。

こどもが小さい頃の食卓は、
ぐっちゃぐちゃで、
好き嫌いもあって、
食べムラもあって、
急いでいるときに限ってお味噌汁をこぼし。

でも、いつの間にか
こどももひとりで食べられるようになり、
親もこどもの食事の好き嫌いを気にしなくなってくる。

ごはんを食べることのルール(しつけという言葉はなんだか好きじゃない)は
家でのルールがそれぞれであってもいいが、人を不快にさせちゃいけないこと
をきちんと守っていればいい。

こどもが小さいころなんて、ちゃんとできない。
私はそんな食卓を暮しだと愛おしくおもっている。

食育という言葉がピンとこないのはそんな所以なのかもしれないな。













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