{ 台所からの手紙 }2015.05.28

vol.041 思春期の入り口に立つ君へ

小学校も高学年になった。本当にあっという間。


そして自分の意思を持ち、自分の考えで行動するようになったね。


いつもおっとり、マイペース。
そんな君だから、ママからみたらいつも危なっかしくて小さいころから心配ばかりしていたの。
そんな君が、知らない間に成長し自分の足で立とうとしていること。
心配ではあるけれど、それがちょっと嬉しかったりして。
不器用さは相変わらずだけど、自分なりに、工夫してみたり、挑戦してみたり頑張っているのがわかるよ。
これからももっといろんな経験をしていくんだろうな。
そう思うと、心からエールを送りたくなる気持ち。


そして君は気づいているかな。
自分の思い通りに事が運ばなかったり、お友達とうまくいかなかったり。
家族に心配をかけないように普通にふるまったりしているけど、顔を見ただけでわかっちゃうんだ。
何かあったかな?心配なことがあるのかな?って。


そんな時は、君の好きなおかずにしているんだよ。
から揚げやコロッケ、カレーやグラタンは大好物だよね。
おいしいおいしいと食べてくれる姿を見るだけでうれしいし、君も心が軽くなっているみたいに思えるの。


ご飯を食べると、心が通じあったり気持ちが落ち着いたりするよね。
それが明日のパワーにつながるし、前向きになって不思議と元気が湧いてくる。
親離れし始めている君に、愛情表現の形は変わるけど、毎日のごはんでエールを送ることができる。


そんなふうにママは感じて、毎日ご飯を作っているんだよ。

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