{ 私の子育て「娘と孫と私」 }2017.03.31

イヤイヤ期ってママもこどももイヤイヤ期。笑い話になる日もくるさ。

孫のチビタがイヤイヤ期。なかなか手強い。今朝もママ(娘)から「保育園に行く前、お洋服が気に入らないって全部脱いじゃったよ」って家族LINEに、「ふー」というスタンプとともにチビタのイヤイヤ期の様子が送られてきた。

いやいや、君のイヤイヤ期もかなりのもんだったぞ。

お洋服が気に入らない。あー、それもあった。
出かける順番が違う。んー、自分ルールね。

お風呂で髪の洗い方が気に入らないから、もう1回洗えと近所中に響く声で「頭洗って-」ってお風呂で泣き叫ぶ。(事情を知らない近所の人は「福島さんたら、こどもの頭も洗ってあげないのかしら」って思うよな・・・)

最初の反抗期と言われるイヤイヤ期は、反抗期ではなくって赤ちゃんからの脱出。人として成長過程なのだ。自分の思ったこと、やりたかったことをぶつけてくる自己主張のはじまり。だけどそれは、こちらの時間にも気持ちにも余裕がない時にやってくることが多い。
ついつい、相手にも(こどもね)大人な対応を期待してしまう。さっさって済んでくれればと。こだわりのポイントがわからない時なんて、どうやって対処すればいいかわからない。
そもそも、ポイントなんてないのかもしれない。

ぐっちゃぐちゃで、イライラしちゃって、これから仕事に行かなきゃいけないのに。やることいっぱいあるのに。スムーズにいかない。なんでパパじゃダメなの? もーヤダヤダ。
ん? あれ? ママもイヤイヤ期。

この時期ははじめてママとこどもがぶつかる。お互いが自分の主張をぶつける。
初めてのお互いの感情のぶつかり、成長の時期なんだと思う。
これはちゃんとした成長の証、ママにとっても、こどもにとっても。
そして・・・彼らが思春期になったら、こっちは更年期だ。ホルモン不調のぶつかり合いも人生にはまってるから、お互いの人としての成長の証、と思っていればいいかもしれない。

でも、とにかく、辛くなったらママは息を抜こう。
自分のブレイクタイム、小休止の時間を作って、「よくやってるよ、私」と自分を褒めて。
「この時期はしょうがないの、成長、成長」と、ねっ。
ちゃんと発達してる、成長してる。こどももママも。
なーんて。そんなことを書きながら。
もし、娘のイヤイヤ期の私に、今の私がアドバイスできるなら、
「大丈夫、大丈夫、いい子に育つから、そんなに怒らなくてもいいからね。イヤイヤ期はずっと続かないから。」って言って子育てを褒めてあげたい。

でもね、そんな時期も今となってはいい思い出だ。(陳腐なセリフだが)

娘よ。かーさんと、うまいごはんでも食べにいかないか。君のイヤイヤ期のことを話してあげる、今となっては笑い話、いっぱい笑おう。