{ 働くこと }2017.06.04

いい会社の理念経営塾

いつか行ってみたいと思っていた
NPO法人いい会社をふやしましょうの「いい会社の理念経営塾」。
今回のテーマが「命の使い方」。
紛争地域で地雷除去や少年兵などの問題に取組む「NPO法人テラ・ルネッサンス」の創設者・鬼丸昌也さん。飲食店の予約をスマホからすれば途上国のこどもたちに給食が届けられる仕組みを作った「テーブルクロス」の城宝薫さん。
強い志で社会を変えていこうとする若い経営者さんのお話が聞けるとなると、これは行かなきゃでしょう。

日々の仕事に流されている日常、今の事業を組み立てることで、視野が狭くなりがちで新しい空気を感じたいと考えていて、今回はとても良いタイミングでした。

場所は大手町の3×3lab(サンサンラボ)
理念経営塾はすでに4回開催されていて、常連の方々もあちらこちらでお話に花が咲いていました。

さて、初回の鬼丸さんのプレゼンテーションは、冒頭から引き込まれました。(紛争地域の問題を聞くのは辛すぎてどこか避けていたところがあります・・・)
世界中ではまだまだたくさんの地雷が埋まっています。そしてこども達が少年兵として戦場につれていかれてしまいます。
考えさせられる話の中にこんなフレーズがありました。
鬼丸さんがスリランカのガンジーと呼ばれている方に言われた言葉だそうです。
「全ての人に未来を創る力がある。それさえ信じていれば変化を起こせるんだから。変化を起こす力を信じていればきっと君は何でも変えることが出来る」
社会は変えられる。

そういえば、私たちの「秘密結社」でも先日こんな話しをもらったな。
「地球は行動の星」って。

2回目の「テーブルクロス」の城宝薫さんは、共通の知り合いがあいてお名前を聞いていたのですが、お話を聞くのははじめてでした。
飲食店の予約サイトアプリからお店を予約すれば途上国のこども達に給食が届く仕組み。こどもの頃から起業家になるのが夢だった城宝さん、大学生の時にすでに会社をおこしたそうです。いきなり政策金融公庫にお金を借りにいったそう。その後自力で数千万円を集めてアプリの開発から事業の仕組みを作られました。


大久保寬司さんのファシリテートが、それぞれの方の魅力を引き出していきます。わかりやすく答えやすく、「おー、そこ聞きたかった」って何度もありました。

「会社が社会貢献」
まさに、その通り。みなさん会社の事業が課題解決、社会貢献なんですよ。

さてさて、私は、どうなんだろうか。
料理の仕事は、とても好きな仕事だ。
これからの食に危機感を感じて、立ち上げたFrom kitchen
社会に何を還元できるのか、どんな課題を解決できるのか。

こどものごはんとそれを作る人。

初女さんの言葉で
「経験してきたことしか伝えられない」というのがあります。
私が、From kitchenに関わってくれる人が経験してきたことを伝えていこう。
食べること、料理をすること、栄養のこと。

お話を聞きながら、考えていた。
そう、
まさか、自分がこの「いい会社の理念経営塾」でお話しさせてもらうチャンスをいただくことになろうとは・・・・。

つづきます。