{ 働くこと }2017.06.07
いい会社の理念経営塾は、講演のあとに懇親会があります。
そこで、大久保寬司さんにFrom kitchenの取組みをお話ししたら・・・。
いろいろな方をご紹介していただき、ついに登壇することになったのです。
次回、登壇される方が都合で来られなくなり、
シングルマザー専用のシェアハウスを立ち上げているシングルズキッズの山中真奈さんが登壇されるとのことでした。
その時、寬司さんから「話したらいいよ!」とお声がけいただいたのです。
わー。なんて嬉しいこと!
と思いつつ・・・・。内心は・・・。
いいんですか、今回、若い登壇者さんを集められているのに。
前回の城宝さんは、娘とほぼ同年代、
おかあさんですよ。私、いや、本当はおばあちゃん。笑。
まじめにね。
私ね。From kitchenの給食事業を広めたいと思っています。
食の仕事を長くやって会社も興しました。
その中で今のこどもの「食」が気にかかっています。
食べることが「エサ」になってしまったのではないかという場面に
何度か遭遇しました。とても悲しいことです。
小さい頃の食事は、大きくなった時の心の根底にあるのではないかとさえ思っています。
この給食事業には、3つの思いがあります。
一番はこどもたちに、天然のお出汁と、美味しい家庭料理を食べてもらいたい。
栄養価のみで成り立っている献立ではなく、家庭料理を届けたい。
こどもに安心で安全なものを食べてもらいたい。加工品や添加物の入った食材やインスタント出汁ではないものを。
今、献立を提供している保育園で「お味噌汁が美味しくて、こどもが給食が大好きになりました!」と言ってもらっています。大勢のこども達がFrom kitchenの献立の給食を食べています。
二番目は、作り手の心が伝わる料理をこどもに食べてほしい。
そこで働く管理栄養士、栄養士、調理士の作業負担を少なくし、こどもの成長と向き合ってほしいと思っているからです。
給食室で働く人は調理業務や事務作業でてんてこ舞い、なかなかこどもと向き合えず「給食室」は保育園でも孤立してしまいがちです。食育はとても大事なことなのに。
せっかく保育園の栄養士になったのに、料理がただの作業になってしまう・・・。
美味しい給食を食べさせたいと思った志やモチベーションがいつの間にかなくなってしまう。
そんな給食室の人たちを支えていきたいと思っています。
三番目は、ママ達へ。私の娘も働くママで孫が保育園に通っています。働いて保育園にこどもを迎えに行って30分で、ごはんを作らなきゃと大慌て。おなかすいてる。こども寝ちゃいそうだ。お風呂も入れなきゃ。自分だってくったくた。慌ただしい毎日の夕飯の支度。ほんとうに大変です。ママ達から聞く言葉は「ちゃんとしたごはんを出してくれる保育園でよかった!」と。毎日、完璧な夕飯は出せない。保育園でバランスのよい食事をしてきてくれてるということが、気持ちも楽になります。ママ達の罪悪感はごはんが作れないということがとても大きいのです。
保育園で提供される「家庭料理の給食」はどんなにうれしいか。
From kitchenの給食事業は私たちスタッフ、栄養士ママ達の子育ての経験と思いから生まれたものです。
そう・・
こどものごはんとそれを作る人を支えていきたいのです。
いただいたチャンスで思いっきり、かっこよくプレゼンを決めたいところですが、
あいにくと「かっこいいプレゼンテクニック講座」にも通ったこともなく・・・。
自分の言葉で話すしかなかったわけですが。
当日は大久保寬司さんに、助けられ、思いを伝えることはできたかな。というプレゼンでした。
共感してくださる方、応援するよと言ってくださる方がいて、ほんとうに勇気をいただきました。
天然のお出汁と手作りの温かい、作り手の顔の見える保育園の給食。
心のこもったごはんを食べると、やさしくなれる。
やさしい人をふやしたいな。ふえてほしいな。
そんな思いを話しました。
今回の登壇、関係してくださった皆様、ありがとうございました。
登壇させていただきました。
前回のブログの続き・・・。いい会社の理念経営塾は、講演のあとに懇親会があります。
そこで、大久保寬司さんにFrom kitchenの取組みをお話ししたら・・・。
いろいろな方をご紹介していただき、ついに登壇することになったのです。
次回、登壇される方が都合で来られなくなり、
シングルマザー専用のシェアハウスを立ち上げているシングルズキッズの山中真奈さんが登壇されるとのことでした。
その時、寬司さんから「話したらいいよ!」とお声がけいただいたのです。
わー。なんて嬉しいこと!
と思いつつ・・・・。内心は・・・。
いいんですか、今回、若い登壇者さんを集められているのに。
前回の城宝さんは、娘とほぼ同年代、
おかあさんですよ。私、いや、本当はおばあちゃん。笑。
まじめにね。
私ね。From kitchenの給食事業を広めたいと思っています。
食の仕事を長くやって会社も興しました。
その中で今のこどもの「食」が気にかかっています。
食べることが「エサ」になってしまったのではないかという場面に
何度か遭遇しました。とても悲しいことです。
小さい頃の食事は、大きくなった時の心の根底にあるのではないかとさえ思っています。
この給食事業には、3つの思いがあります。
一番はこどもたちに、天然のお出汁と、美味しい家庭料理を食べてもらいたい。
栄養価のみで成り立っている献立ではなく、家庭料理を届けたい。
こどもに安心で安全なものを食べてもらいたい。加工品や添加物の入った食材やインスタント出汁ではないものを。
今、献立を提供している保育園で「お味噌汁が美味しくて、こどもが給食が大好きになりました!」と言ってもらっています。大勢のこども達がFrom kitchenの献立の給食を食べています。
二番目は、作り手の心が伝わる料理をこどもに食べてほしい。
そこで働く管理栄養士、栄養士、調理士の作業負担を少なくし、こどもの成長と向き合ってほしいと思っているからです。
給食室で働く人は調理業務や事務作業でてんてこ舞い、なかなかこどもと向き合えず「給食室」は保育園でも孤立してしまいがちです。食育はとても大事なことなのに。
せっかく保育園の栄養士になったのに、料理がただの作業になってしまう・・・。
美味しい給食を食べさせたいと思った志やモチベーションがいつの間にかなくなってしまう。
そんな給食室の人たちを支えていきたいと思っています。
三番目は、ママ達へ。私の娘も働くママで孫が保育園に通っています。働いて保育園にこどもを迎えに行って30分で、ごはんを作らなきゃと大慌て。おなかすいてる。こども寝ちゃいそうだ。お風呂も入れなきゃ。自分だってくったくた。慌ただしい毎日の夕飯の支度。ほんとうに大変です。ママ達から聞く言葉は「ちゃんとしたごはんを出してくれる保育園でよかった!」と。毎日、完璧な夕飯は出せない。保育園でバランスのよい食事をしてきてくれてるということが、気持ちも楽になります。ママ達の罪悪感はごはんが作れないということがとても大きいのです。
保育園で提供される「家庭料理の給食」はどんなにうれしいか。
From kitchenの給食事業は私たちスタッフ、栄養士ママ達の子育ての経験と思いから生まれたものです。
そう・・
こどものごはんとそれを作る人を支えていきたいのです。
いただいたチャンスで思いっきり、かっこよくプレゼンを決めたいところですが、
あいにくと「かっこいいプレゼンテクニック講座」にも通ったこともなく・・・。
自分の言葉で話すしかなかったわけですが。
当日は大久保寬司さんに、助けられ、思いを伝えることはできたかな。というプレゼンでした。
共感してくださる方、応援するよと言ってくださる方がいて、ほんとうに勇気をいただきました。
天然のお出汁と手作りの温かい、作り手の顔の見える保育園の給食。
心のこもったごはんを食べると、やさしくなれる。
やさしい人をふやしたいな。ふえてほしいな。
そんな思いを話しました。
今回の登壇、関係してくださった皆様、ありがとうございました。