{ 私の子育て「娘と孫と私」 }2018.09.23

雑感:いつの間にか おばあちゃんになっていた。

新婚時代を過ごした街を車で通った。
その街で上の娘が産まれ、ベビーカーで買い物に行ったり公園に行ったり。
下の子は今住んでいるここに引っ越してきてから産まれた。

小さい頃は早く大きくなれと。思っていたが、こんなに早く大きくなっちゃうなんて想像していなかったよ。
こんなにも月日が早く過ぎるなんてさ。

いつの間にか孫が産れ、その孫もおにいちゃんになり、ふたりの孫がいるおばあちゃんになっている。
おばあちゃんかぁ。友人達もちらほらおばあちゃん。
自分でも思うんだけど・・・。
私がこどもの頃に想像していた座布団の上に着物を着て座っているような、梅干しばあちゃんとはちょっと違う。
皮膚の細かい皺とかたるみとか、あきらかなおばさん体型とかは、この際目をつぶるとしてもだ。
もちろん仕事だってしてるし、旦那(おじいちゃん・・・笑)と遊びにいくのは大好きだし、えーちゃんのライブでタオル投げてくるし。
着物着て座布団の上には座っていない。

私の頃と今の育児はいろいろ違うことがある。今は情報も多いし、何を信じていいかわからなくなりそうだけれども、
やっぱり初めての育児には迷いはあるし、イライラもする。でも、なんだかんだ言っても、子育ての本質は変わらない。


こどもの成長は早い。熱を出してしょっちゅう保育園を休んだり、ちょっと見ない間におにいちゃんらしい顔つきになっていたり、大人の会話が成立したり。「大好きなりかちゃんのために」なんて、いったいどこで覚えたんだいってセリフも言う。

その子が全身で楽しんで、笑顔であれば、もうそれだけでいい。
がむしゃらに遊んで、しっかり食べて、電池がきれたらその場で倒れ込むようにして寝て。
今を生きている、彼ら。
それを見守っている。親。

親のできること、関われることなんて、たかだか10数年。
こちらも全身で愛してやろう。それが育児。なんだかんだで親も育ててくれる。

私より、数段上手に子育てをしている、娘や若いママ達。

だから、私は、私ができる手助けをしよう。
ちゃっちゃと、家のごはんをつくる。
それをつたえる。
美味しいごはんをつくろう。
「りかちゃんのごはん、美味しいね」ってちっちゃいのから言われるのが、私の幸せ。

正直な告白をすると。いささか、ちょっとおばあちゃんという言葉に抵抗のある私なんだけどさ。