{ 台所からの手紙 }2014.12.07

vol.038 我が家のおせち料理

12月はあっという間にやってくる。
大みそか、かーさん、大好きなんだ。
家族そろって新年を迎える。
ご馳走を食べて、お父さんと君達が通った
お寺の幼稚園まで除夜の鐘をつきにいく。

お正月の支度。
専業主婦だった頃、君達が小さかった頃は
何日までにこことここを掃除して、
何日におせちの買い物に行って、豆を煮始めよう。
と、計画をたてたものだ。

仕事を始めてから掃除やら片づけでバタバタしているけど
おせちやお雑煮の支度は変わらなくお正月を迎えている。
そうは言っても、おせちは我が家流。

子どもが小さいとおせちは食べるものと残ってしまうものがある。
それでもある程度の体裁を整えた。
黒豆、栗きんとん、なますは大好き、田作りはちょっと苦手、
昆布巻きや、伊達巻は残ってしまう。

そして
いつの間にかローストビーフが加わり、
八幡巻があったり角煮があったり、
長い間に我が家のおせちができていた。

我が家流のおせちは、君達が次へ繋げ、
そして君達流のものを加えてほしい。

今年は、ゆっくり、一緒におせちを作れそうかな。
黒豆、なます、田作り・・・
お雑煮のお出汁もきちんとひけるように。

家族で迎えるということが尊いことだということも。

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