{ 女性のからだとごはん }2022.01.05

妊活に繋がる血糖値管理は早いうちから

生活習慣病は大人だけの問題。ではなくなってきています。
身体の成長に好ましくない油や糖質過多な食事に触れる機会が増えた事は、
子どもの生活習慣病を増加させる原因の一部となっています。

生活習慣病の中でもよく耳にする糖尿病はⅠ型とⅡ型に分けられますが、Ⅱ型糖尿病は甘い物の食べ過ぎや運動不足などの生活習慣が大きな原因となって血糖値が上がる怖い病気です。例えば朝ごはんからケーキやお菓子、お昼ご飯はうどんだけなど、甘い物や糖質中心の生活は親子で控えたいものです。
また、血糖値が上がりすぎる事で大きな不利益が生じるのは、将来の妊活です。
血糖値が高い状態が続くと、糖と体内のタンパク質が結合し、AGEと呼ばれる焦げが生じます。これは老化の原因となるのですが、女の子の場合は卵巣の卵胞液に溜まり、排除される事なく蓄積されます。AGEと不妊には相関関係があることが分かっています。

現に、日本では不妊に悩むカップルが増えています。
排卵障害の原因にもなってしまう恐ろしい現象は、早めに自覚しておくべきです。子どものうちから、キャンディーやお砂糖たっぷりやのお菓子を減らし、
さつまいも、ナッツ、チーズ、果物など血糖値の上がりにくいおやつを選ぶ習慣をつけていきましょう。必ず丈夫な身体を作る土台になってくれます。


痩せているのが素晴らしい?極度のやせ願望の怖さ



 女の子は思春期になると女性らしい体つきになり、脂肪が蓄積されます。
しかし、女の子の大半はテレビで活躍しているモデルや痩せている友達に憧れ、「痩せたい」気持ちからダイエットをするという思考に向きがちです。ここで誤ったやせ願望を持つと、食べない、食事抜きのダイエットの結果として体内のタンパク質や脂質が極度に落ちてしまい、お肌がカサカサする、髪のツヤがなくなる、更に最悪なことに月経不順から生理が止まる事もあります。

生理が止まると楽、と思うかもしれませんが、また正常な生理を起こすために時間がかかり、将来の不妊の原因になる事もあるのです。また、女性の骨密度は一般的に18歳にピークを迎えるため、無理なダイエットをして10代後半の成長期の大切な時期に骨密度が低下すると、将来の骨粗鬆症の原因にもなります。ダイエットが自分の身体にとって必要かどうか、親子で考えてみましょう。
成人の肥満度はBMIを用いますが、乳幼児期、学童期の子どもの肥満ややせの判定は、カウプ指数、ローレル指数で判定できます。

  

近い未来、いつかママになる女の子たち


働く女性やカップルが不妊に悩む社会を変えて行きたい。
そんな思いで活動をしています。
子どもには『未来』が待っています。楽しく、夢を持ち、ママになる。
それを叶える為に、毎日の食事の力は偉大であると、自分の子どもに、教育の現場に、伝えていきましょう。


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日比野 真里奈

管理栄養士
健康運動指導士
妊産婦食アドバイザー
乳幼児食指導士

大量給食施設にて現場管理や管理栄養士業務
高齢者福祉施設で介護予防事業や入所者様の栄養アセスメント業務
病院にて栄養指導(主に生活習慣病や腎臓病、透析など)を経て
現在はフリーランスとして
奈良「ぱーぷるママ」アプリにて幼児食コラム掲載中
「ワタコレ」妊活イベントにて個別妊活食相談実施
mamanokoサイトにて商品アドバイザー
奈良市育児サークルにて離乳食と産後ママの健康講座開催